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☆Fly Me To The Moonで覚える音楽理論の基礎!Part1
こんにちは。
数多くあるギター教室の中から当教室をご観覧頂き誠にありがとうございます。
埼玉の南浦和、浦和、東浦和、大宮を中心とした音楽教室のMys Music Schooです。
対面レッスンは全会場徒歩10分圏内です。近隣以外の生徒様にもご受講いただきたくオンラインレッスンも現在実施中です。
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さて今回のお題はこちら
【Fly Me To The Moonで覚える音楽理論の基礎!Part1】ということで解説させて頂きます。
Fly Me To The Moon。和訳で【私を月に連れて行って】ロマンチックな名曲です。
メロディーも7度〜3度のコード感が聞こえてくる素晴らしいメロディーとなっております。
私の世代ですと『新世紀エヴァンゲリオン』のエンディングテーマで有名ですね。耳にしたことがある方も多いと思います。
※今回はコードアナライズとテーマの弾き方を解説したいと思います。
それではどうぞよろしくお願いいたします。
※教材で使用しているテキストはMYS MUSIC SCHOOLオリジナルテキストの一部となっています。
講師歴10年以上の経験豊富な講師が10年かけて制作したオリジナルテキストとなります。
平行調ってなに?
ダイアトニックコード、ディグリネーム、セカンダリードミナントってなに?
テーマにチャレンジしてみよう!
まずはフライミーの下記譜面をご覧になってください。
曲の初めにト音記号が記載されており横に♯や♭などの記載がない場合は曲のKEYはC Major=A minor KEYになります。
テキストに記載しているC MajorscaleとA minor scaleは音名は同じとなっております。
出発地点をラ【A】にしてラ【A】で終えると暗い音階となりA minor scaleとなります。
※正式名称はA natural minor scale、巷ではminor scale。
逆に出発地点をド【C】にしてド【C】で終えると明るい音階のCMajor scaleとなります。
このように音階の音名は同じでも出発地点を変えると音階が明るく聞こえたり、暗く聞こえたりします。
なんとも不思議。。。
これを巷では平行調と呼んでいます!
ポイントは階名でのドとラの位置関係を指板上で把握することで作曲、アドリブソロなどの理解が深まるかと思います。
いずれ音名と階名、インターバル【度数】などの記事も公開予定ですのでよろしくお願いいたします。
私の経験上ではポップス、ロック、ジャズ等では基本的にC KEYでもA minor KEYどちらで捉えていても演奏上問題ないです。
ダイアトニックコード、セカンダリードミナント、ディグリネーム
続いてダイアトニックコード、ディグリネーム、セカンダリードミナントについて解説します
Dia Tonic Chord【ダイアトニックコード】とはメジャースケールから機械的に3度づつ積んで出来るコードになります。
フライミーはKEY CですのでCで詳しく解説しますと、C Major Scaleは音名でCDEFGAB。
そこからCを基準に3度づつ積むと・・・CEGBと4和音が出来ます。
このコードネームはCM7となります。
※コードの成り立ちはインターバル(度数)や調号の知識、12KEYのメジャースケールの知識が必要になってきますのでいずれ解説します。
ここではC Major Scaleを機械的に3度づつ積んでいきCEGBとなるとCM7という4和音のコードになると覚えましょう。
4和音の押さえ方は以前に【基本的な4和音の押さえ方】という記事を掲載しているので下記URLを参考にしてください。
http://www.mysmusicschool.jp/17322470491325
続いてDからら3度づつ、Eから3度づつと積んでいくと下記コードが出来る!これをDia Tonic Chord【ダイアトニックコード】と呼びます。
【CM7 Dm7 Em7 FM7 G7 Am7 Bm7♭5】
Degree Name【ディグリネーム】とは?
Degree Nameは簡単に言うとローマ数字です。
ダイアトニックコードの音名部分はKEYによって変化しますがM7やm7部分の並びに変化はありません。
数字の1234567をローマ数字ⅠⅡⅢ Ⅳ Ⅴ Ⅵ ⅦにしM7を記載すると下記Degree Nameができる。
ドラクエやったことある人なら見たことあるかな?笑
【ⅠM7 Ⅱm7 Ⅲ m7 ⅣM7 Ⅴ7 Ⅵ m7 Ⅶm7♭5】
例えばKEY Dの音名はDEF♯GAB C♯となる。
これに先ほどのDegree Nameを割り当てるとD KEYのダイアトニックコードが完成します。
【DM7 Em7 F♯ m7 GM7 A7 B m7 C♯m7♭5】
上記のコードを適当に並べて作曲したとしましょう。
例えば・・・GM7-F♯ m7 -Em7-DM7といったコード進行があった時使用できる音階は??
勿論DMajor Scaleとなります。DMajor Scaleから作られたコードなので当たり前ですね!
曲のコード進行を分析する際にDegree Nameを用いてアナライズします。
secondary dominant【セカンダリードミナント】とは?
セカンダリードミナントはダイアトニックコード に対してドミナント進行を作ります。
Ⅱm7の解決先であるA7【Ⅴ7/Ⅱ】
Ⅲm7はB7【Ⅴ7/Ⅲ】
ⅣM7はC7【Ⅴ7/Ⅳ】
Ⅴ7はD7【Ⅴ7/Ⅴ】
Ⅵm7はE7【Ⅴ7/Ⅵ】
例えばCM7-Am7-Dm7-G7といったコード進行があった場合、Dm7により解決感を持たせるためにAm7をA7に変えてドミナント進行を作り緊張感を増す効果がセカンダリードミナントです。
それでは基本的な音楽理論をしたところでThemaにチャレンジしてみましょう!
Fly Me to the Moonのメロディーは7度でアウトしてインの音は3度で構成されていてコード感を感じる素晴らしいメロディーになっています。
一説によるとバッハも同じようなコード進行、メロディーをおよそ300年前には作曲していたみたいです!!
いや驚きですね・・・300年前の日本は江戸時代です。
バッハは1685年生まれで日本史では徳川綱吉が生類憐みの令を制定した頃です。
歴史についてはおいといてテーマについていきましょう!
ギターの構造上色々なポジションで弾けてしまうので、今回は以前に取り上げたCAGED SystemのA型のポジションでTAB譜を作ってみましたので参考にしてみて下さい。
今回は一般的な五線譜から装飾音などを使わずシンプルにしてみました!
意欲がある方は他のポジションでも演奏してみましょう!
CAGED Systemの記事は下記URLよりご参照くださいね!
http://www.mysmusicschool.jp/17332088031924
ギター科・ウクレレ科講師 堀内雄介
最後までご観覧頂き誠にありがとうございます。
今回の3step Lessonは楽しんで頂けましたか?
少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
今回の3Step Lessonでは平行調、ダイアトニックコード、セカンダリードミナント、テーマを解説させて頂きました!
実際にはブログ内では全て伝え切るのは難しいですし、一方通行のレッスンですので、理解を深めたい方や腑に落ちない方がいれば是非無料体験レッスンへお問い合わせ下さい。
次回もフライミーでアドリブソロにチャレンジする方法やソロギター演奏なども解説できればと思いますのでチェックしてみてください!